KOTOBUKIYAコトブキヤ
アクアマリン
(素直さを呼び覚まし行動力を授けるパワ−スト−ン)
暑い季節には、涼しげなアクアマリンの色はぴったりです。海との関係が深く、古代では、安全な航海を約束する護符とされてきました。輝きを失わない明るく澄んだ色は、若いパワ−の象徴とされてもきました。
淡い青色から、青色までの、海水青色を示すベリルをアクアマリンといいます。ベリルの変種として、特性値はそれと同じです。主な産出地は、ブラジル、マダガスカル、インド、ロシア、スリランカ、ナミビアなどで、産出原石のほとんどは、緑色味を除いて、美しい青色を出すために熱処理を施しています。良質のものは、ブラジルのミナスジェライス州から多く産出されます。
※ベリル・・・・・成分はBe3Al2Si6O18
海水青色をしたものが、アクアマリン、ピンク色をしたものがモルガナイト、クロム(Cr)によって緑色になっているものがエメラルド、バナジウム(Ba)か鉄(Fe)によって緑色になっているものがグリ−ンベリルです。これらは皆ベリルの仲間なのです。
トルマリン
(表現力を増し、魅力を放ってくれるパワ−スト−ン)
加熱、摩擦によって電気性を帯びる特徴がありますから、別名「電気石」ともいわれます。
この石の語源は「トルマリ」スリランカの言葉で「多くのものを持っている」という意味です。その語源の通り、色の種類がとても豊富で、グリ−ン、ピンク、赤(ルベライト:ルビ−のような、という別名もあります)、ブラウン、赤紫、紫、無色、黒、オレンジ、インディゴブル−、などない色はない!?ほどです。お気に入りの色を探してみましょう。ルビ−、サファイヤ、エメラルドに負けない色の美しさですが、価格がお手ごろなため、比較的大きなジュエリ−にも挑戦できます。石の名前や希少性にこだわらず、美しいジュエリ−をお求めの方にはお薦めしたい宝石です。
ウオ−タ−メロンと呼ばれる周囲が緑で中心がピンクや赤のタイプや、パ−ティカラ−と呼ばれる2〜3色の色の層に分かれているものもあります。
最近脚光を浴びているパライバトルマリンは、鮮やかなブル-、グリ−ンの美しい宝石です。ブラジルのパライバ鉱山のみで産出される希少価値の高いもので、ネオンのような輝きは見る人を虜にします。